竹中の林業
竹中が行う「林業」とは…
森林の伐採から伐採後の土地の手入れ・育林まで、トータルで森林ケアを行うのが竹中の林業です。土木事業の設備・ノウハウを活かして、作業の基盤となる作業道の設置から自社で行えることが、竹中の強み。「ただ伐採するだけ」ではなく、竹中では地域の持続的な森林活用を目指して林業事業に取り組んでいます。
林業のサイクル
01 | 林業作業道の整備
車両・林業機械が作業現場まで通行できるように、作業道の整備を行います。 通行の妨げとなる樹木や障害物(土砂・岩石など)を取り除くことはもちろん、道路造成を行って安全に通行できるようにします。
02 | 地ごしらえ
苗木の植栽を行うため、伐採後に残っている木の枝・根などの不要物を取り除き、林内を整理していきます。 植栽を効率的に行うため、また植栽後の苗木が順調に生育するために必要となる作業です。
03 | 植 栽
地ごしらえ後の地面に、苗木を植えていきます。一定間隔ごとに移動しながら穴を掘り、そこに土地ごとに決められた樹種の苗木を植え付けます。日当たりの良い斜面であれば桧、水分量の多い土地であれば杉など、その土地ごとに適切な樹種を選んで作業を行います。
04 | 下刈り
苗木よりも成長スピードの速い雑草を刈払い、苗木に十分な日光が当たるようにします。 夏場などは特に雑草が生い茂りやすいため、下刈りを行うことで日光・水分が奪われないようにします。 苗木が成長するまでの5年程度、枯れたり弱ったりしないように下刈りを行っていきます。
05 | 枝打ち
立木の成長に伴って伸びてくる枝を、切り落とす仕事です。 不要な枝を残しておくと、節として幹・加工後の木材に残ってしまうばかりでなく、病害虫の侵入を許してしまう可能性があります。木材としての質を高めるために欠かせない作業になります。
06 | 間 伐
立木の成長具合を見ながら、成長を優先させたい立木を残して間引きを行う作業です。 適切な密度になるように間引きを行うことで、残された立木が健康に生育するような環境づくりを行います。
07 | 主 伐
十分に成長して伐採時期を迎えた立木を、搬出のために伐採・収穫を行う作業です。チェーンソーやハーベスター(高性能林業機械)を使用して作業を進めます。一定エリア内の立木を全て伐採する皆伐や、一部の立木のみを伐採する択伐など、現場に合わせて伐採を行います。
08 | 搬 出
主伐後の伐倒木・丸太を木材運搬車・トラックに積み込み、貯木場・木材市場へと運搬する作業です。 山の傾斜や作業道の広さ・状態などにより搬出方法は異なり、適切な搬出方法を判断して作業を進めます。
林業事業の施工事例
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